石垣島でのダイビング徹底解説!

旅行先でダイビングをするのであれば事前にいろいろ調べて、最大限に楽しみたいですよね。

そこで今回は石垣島でのダイビングについて、持ち物や石垣島で会えるウミガメ、石垣島のダイビングの魅力について徹底解説いたします。

目次

石垣島でのダイビングで必要な持ち物


旅行先でのダイビングを心置きなく楽しめるように、石垣島でダイビングをするときに必要な持ち物をご紹介します。

絶対に必要なもの

  • 水着
  • バスタオル
  • 日焼け止め


これらは最低限必要なものです。

水着はツアー参加前に着用しておきましょう。

ダイビング当日の服装はそこまで気にしなくていいですが、脱ぎ着しやすい服がおすすめです。

また、ライセンスを持っている方は忘れずに持っていきましょう。

初心者向けの体験ダイビング時は必要ありませんが、ファンダイビングコースではライセンスがないと潜ることができません。

もし紛失、忘れてしまった方は、事前に指導団体へ連絡を早めに行っておきましょう。

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あったら便利なもの


シュノーケル、マスクといった自身のダイビング器材
日焼け止め
サングラス
ラッシュガード
麦わら帽子のようなつばが広い帽子
防水カメラ
防水バック
コンタクトレンズの替え
シャンプー・リンス
化粧品
防寒グッズ

これらは絶対になくてはならないかというと、そうではありませんがあった方が、ダイビングやその後の観光が楽しくなるはずです。

また、ご自身のダイビング器材でダイビングを楽しみたい方は忘れずに持って行きましょう。

日焼け止め・サングラス・帽子・ラッシュガードは、日焼け対策で必要です。

海の上は日よけがあまりないため、日焼けをやすいためです。特に沖縄・石垣島は日差しが強いです。

ダイビングは海に入るので、日焼け止めはウォータープルーフのものがおすすめです。

せっかく石垣島のきれいな海でダイビングするのであれば、防水カメラを持って行くのはどうでしょうか。

防水カメラがあれば、ダイビングの思い出やきれいな海の風景を写真におさめられます。

防水機能がきちんと付いているか、水深何mまで潜ることができるかも事前に確認しておきましょう。

また、コンタクトレンズを使用されている方は、予備のレンズを持って行くことをおすすめします。

海でダイビングしているとコンタクトレンズがいつの間にかなくなっているとことがあるためです。

ダイビングを終えてシャワーをしたら、髪の毛がギシギシになんてことありますよね。

海水は髪の毛にダメージを与えます。ダイビングショップにシャワーはありますが、シャンプーやリンスはないところがほとんどです。

ダイビングの後に観光もする方は、メイク道具もあるといいです。

海からあがると寒いなんてこともありますから、防寒着は1枚持参された方がいいでしょう。

ラッシュガードを持っていない方は、パーカーなどを持っていくと寒いときにも困りません。

石垣島のダイビングで会える ウミガメについて


石垣島でダイビングといえば、ウミガメです。ここからは、石垣島のダイビングで会えるウミガメについてお伝えします。

実はウミガメは1種類ではない


ウミガメと一口にいっても、1種類ではありません。世界中の海でたくさんの種類のウミガメが生息しています。石垣島で会えるウミガメは大きく分けて、タイマイ・アカウミガメ・アオウミガメの3種類です。

タイマイ


タイマイは別名ベッコウガメと呼ばれていて、会えたらレアなウミガメです。タイマイの甲羅は、鼈甲細工にもよく使われています。甲羅はギザギザしていて、ウロコのように重なっている特徴があります。また、クチバシは鷹のように尖がっています。現在、タイマイは近絶滅種に指定されているため、会うのが難しくなっています。
オスとメスでは、メスの方が遭遇率は高いです。陸近くにオスはあまり来ないので、オスに会えたらかなり運がいいといえます。

アカウミガメ


アカウミガメは広い範囲を移動し、沖合を泳いでいることがほとんどです。アカウミガメも絶滅危惧種にも指定されているため、会えたらラッキーなウミガメです。背中に赤い甲羅を持っているため、アカウミガメと呼ばれています。アカウミガメの特徴は、甲羅がざらざらしていて大きいことです。また、頭が大きく、顔が怖いことからダイバーからはよく「ガメラ」と呼ばれています。

アオウミガメ


石垣島で1番会える確率が高いのは、アオウミガメです。アオウミガメといっても体が青いかというとそうではなく、緑色に近い色をしています。アオウミガメの好物は海藻です。海藻の色素が体に出ているため、体が緑色になっています。甲羅はつるつるしていて、頭は小さいです。アオウミガメは食用として人気があったため世界中で乱獲されていました。そのため、現在アオウミガメは絶滅危惧種に指定されています。

ウミガメと一緒に泳げる?


石垣島でウミガメに会える場所はたくさんあります。波が穏やかで安心して泳げるようなポイントにもウミガメは来てくれます。ウミガメの生息範囲はとても広く、一旦その場所を気に入ったらなかなか動かない習性があります。運がよければ船の上から見られるかもしれません。

ダイビングツアー会社が案内するポイントは、ウミガメがご飯を食べている姿やお昼寝している姿などを見ることができます。ウミガメは体の大きさによって変わりますが、大体1時間ごとに水面に上がり呼吸をします。
水面まで上がって来るため、ダイビングだけでなく、シュノーケリングでも近くで見られるチャンスがあります。運がよければ、シュノーケリング中に近くに来て一緒に泳いでくれることもあります。

ウミガメと一緒に泳ぐときに気を付けたいのが、「脅かさない」ことです。近くまで来てくれたからといって、触ってはいけません。ウミガメを遠くに見つけたときも、急接近するのはダメです。驚かさないようにゆっくりと近づいてください。そうすると、ウミガメから近寄って来てくれます。

ウミガメの豆知識!実は陸で生活していた?


ウミガメの祖先のカメは、海ではなく陸で生活していました。陸で住んでいたカメが少しずつ住むところを海へと変えていき、今のウミガメになったといわれています。ウミガメもずっと海にいないで、水面に呼吸しにくるのはその名残とされています。
現在のウミガメはリクガメとは異なり、海で生活できるようにヒレがあって泳げたり、甲羅も水圧によって変形したりと海で生活するのに適した体に変化しています。

また、ウミガメは冬眠をしないため一年中会うことができます。寒い冬は夏よりも大人しい傾向にあります。夏も冬もダイビングすれば、いろんなすがたのウミガメを見ることができます。

石垣島ダイビングの魅力とは? 


ここからは石垣島でのダイビングがおすすめする理由や魅力についてお伝えします。

石垣島のダイビングとは?


石垣島といえば、みなさん真っ先に何をイメージしますか。やはりきれいな海を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。石垣島は、沖縄の本島からさらに南西に約400キロメートル離れた先に浮かんでいます。石垣島は、黒島・西表島・与那国島などを合わせた12の有人島とその他多数の無人島からなる八重山諸島に所属しています。年間の平均気温は24℃と高めで、亜熱帯海洋性ならではの温暖な気候と人の手が加えられていない大自然が魅力的な島です。石垣島の周りには、たくさんのダイビングスポットがあります。

石垣島のダイビングの特徴


石垣島のダイビングスポットは水深が深い場所もあれば、水深がそこまで深くない波が落ち着いているところまでとさまざまです。そのため、ダイビング初心者からライセンスを持っている上級者までダイビングを楽しむことができます。

石垣島周辺で生息している生き物はウミガメ、マンタやイルカなどがいて、ダイビング中に見ることができます。珊瑚礁も大きく立派で、世界中に約800種生息しているうちの半分以上の種類が八重山諸島周辺に生息しているといわれています。さらに、石垣島には洞窟などもたくさんあることから探検ダイビングもできます。

石垣島では1年中ダイビングをすることができます。しかし、季節によって見られる生き物や海の風景が異なります。春は水温が20℃以上あり暖かく、ウミガメが産卵のために石垣島周辺に現れます。夏の石垣島は、マンタに会える確率がぐっと上がります。秋は、珊瑚礁がきれいで、熱帯魚などのカラフルな小魚もたくさん見られます。冬は、マグロなどの大きな魚に遭遇しやすい時期です。近くでマグロが泳いでくれたら、迫力満点です。

石垣島でできるダイビングの種類


石垣島でできるダイビングの種類を紹介します。石垣島でできるダイビングの種類は大きく分けて、「ツアー客や初心者が参加できる体験ダイビング」、「ライセンスを持っている人ができるファンダイビング」、「ライセンスがほしい人が参加するダイビングライセンスコース」の3つです。

体験ダイビング


ツアーなどで体験できるダイビングです。ダイビングライセンスがない初心者でも潜ることができます。深くても水深10mくらいまでしか潜らず、インストラクターがずっと付いてくれています。石垣島でダイビングされる旅行客の多くが、この体験ダイビングに参加しダイビングを楽しんでいます。

ファンダイビング


ライセンス取得者だけが体験できるダイビングです。体験ダイビングよりも深いところに潜ることができます。ダイビングライセンスで勉強した知識と技術を活かし、自身で安全管理をしながらダイビングを楽しみます。体験ダイビングよりも難易度が高く、より本格的なダイビングです。

ダイビングライセンスコース


ファンダイビングは、ライセンス取得が必須です。石垣島でも取得できるので、より本格的なダイビングがしたい方はダイビングライセンスコースを受けてみてください。

石垣島のダイビングで観られる生き物


石垣島のダイビングでは、さまざまな生き物を見ることができます。その中でも特にマンタ・ウミガメ・マグロを見るためにダイビングされる方が多いです。

マンタ


マンタは水深6~7mぐらいをよく泳いでいるため、体験ダイビングでも遭遇率は高めです。

ウミガメ


ウミガメは、タイマイ・アカウミガメ・アオウミガメと3種類が生息しています。絶滅危惧種に指定されている種類もありますが、石垣島ではウミガメが多く発見されています。その遭遇率は70%と高確率です。また、ウミガメの産卵スポットが石垣島周辺にあるため、産卵時期である春から夏にかけて特に見られることが多いです。

マグロ


ダイビングでマグロに会うことができます。石垣島周辺ではクロマグロやキハダマグロ、メバチマグロがたくさん生息していて、マグロの漁獲が行われています。

ダイビングをするなら石垣島がおすすめの理由


ダイビングをしたい方に、どうして石垣島がおすすめなのかというと、ダイビングスポットが多く、初心者から上級者までさまざまなレベルのダイバーがダイビングを楽しめるからです。
海の波や潮の流れは変わりやすいですが、ダイビング途中に海の様子が変わり荒波になったとしても、波が落ち着いているスポットに行ってダイビングすることができます。石垣島なら、他のスポットよりもダイビングが中止になる可能性は低いです。

また、石垣島は1年中潜ることができ、海の様子や見られる生き物が異なるため、潜るたびに新しい景色が見られるのも魅力のひとつです。潜るたびに新しい景色が見られるのは他のスポットでも同様ですが、1年中ダイビングができるところはあまり多くありません。
真冬でもダイビングできるのは、暖かい石垣島ならではの特徴です。旅行で石垣島にお越しの際はぜひ、ダイビングに参加してみてください。

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この記事を書いた人

まったりのんびりとした性格で、ダイビングも同じくまったりのんびりが信条です。初心者の方や体験ダイビングの方も一緒にまったりのんびりダイビングを楽しみましょう~(∩´∀`)∩

普段は海づくしの生活ですが、休みの日は美味しいお店を求めて石垣島をふらふら~♪ 特に甘い物には目がないので、ご飯を食べた後は必ずデザート!おかげで順調にお腹が育って来ているのが最近の悩みです(´;ω;`)

★PADIインストラクター、小型船舶免許1級、潜水士

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