石垣島で見られる南十字星とは？観察に適した時期や時間、見つけ方も解説！

石垣島は日本でも有名な星空スポットで、南十字星という本州では観察できない星座も見られます。

そこで今回は、南十字星の魅力や観察に適した時期、見つけ方などを解説します。

南十字星を観察して、石垣島ならではの思い出を作りましょう！

南十字星とは？

南十字星とは、十字の形をした星座で、以下の4つの星からできています。

南十字星は南に位置し、基本的には南の地域で見られる星座です。

南十字星が水平線に隠れてしまうため、東京や大阪など日本の多くの地域では見られません。

なお、本州でも九州の南の地域で南十字星を観察できますが、一番上の星が水平線ぎりぎりに見えるだけです。

石垣島は星空観察のベストスポット！南十字星も見られる

石垣島は、以下の理由から「日本一の星空」といわれています。

2018年には、石垣島が日本では初となる「星空保護区」に認定されました。

また、南十字星を完全な十字の形で見られる地域としても有名で、2019年には、石垣市が「南十字星」を市の星として制定しました。

南十字星が見られるのはいつ？観察できる時期や時間を解説

それぞれ詳しく見ていきましょう！

12月下旬～6月中旬が南十字星を見られる時期

南十字星が観察できるのは、12月下旬～6月中旬です。

7月～11月は南十字星が昼間に現れるため、南十字星は見られません。

南中時刻の前後1時間が南十字星の見ごろ

南十字星の見ごろは、南中時刻の前後一時間です。

南中時刻は月によって異なり、シーズン中は石垣島展望台が月ごとの南中時刻を公開しています。

2024年1月～6月の南中時刻は、以下のとおりでした。

12月下旬に入ると、南十字星は日の出より前に南中し、見えるようになります。

南中時刻は1日約4分早くなるため、6月中旬に入ると、南十字星は日の入りより前に南中し、見えなくなります。

なお、南中時刻が20時～23時となる4月中旬～6月初旬だと、南十字星を観察しやすいです。

6月中旬は南中時刻が日の入りに近くなり、まだ空が明るいため南十字星は見えづらくなります。

南十字星はどこに見える？南十字星の見つけ方を解説

それぞれ詳しく見ていきましょう！

水平線が見える場所から南十字星を観察しよう

南十字星は、以下のような水平線が見える場所からの観察がおすすめです。

周囲に建物があると南十字星が建物に隠れてしまうため、見晴らしのよい場所から観察しましょう。

また、星の見えやすさは周囲の明かりも影響します。

市街地から離れた人工の明かりが少ない場所だと、南十字星が見えやすくなりますよ。

「からす座」を目印にすると見つけやすい

からす座とは、4つの星からなる台形の星座です。

以下の順番で探すと、南十字星を見つけやすくなります。

なお、海はときどき、水蒸気によって「もや」がかかります。

南十字星の一番下の星は水平線ぎりぎりに位置するため、「もや」がかかっていると「下の星」が隠れてしまいます。

十字の「上の星」と「左右の星」は観測しやすいですが、十字の「下の星」が見えるのは、条件がよいときだけです。

石垣島の夜を楽しもう！おすすめのナイトツアー

サンセット＆ナイトカヌーツアーとは、マングローブをカヌーで進み、石垣島の夕日を楽しめるツアーです。

本ツアーのおすすめポイントは、以下のとおりです。

ツアーは夕方から始まり、日の入りとともに終わります。

そのため、夕日を楽しんだ後は、現地解散してそのまま海辺で星空観察もできます！

運がよければ南十字星も見られるかもしれませんよ。

濡れるのが苦手な方でも、安心してお楽しみいただけます。

さらに、本ツアーは、初心者の方でも安心な3つのポイントがあります。

ツアーに参加して、友人と一緒に石垣島の夜を思う存分満喫してみませんか？

＼ツアーの詳細を知りたい方はこちら／

＼石垣島の夜をもっと楽しみたい方はこちら／

まとめ

本記事では、石垣島で見られる南十字星の魅力や見つけ方をご紹介しました。

南十字星の観察に適した時期や見つけ方は以下のとおりです。

完全な十字の形で南十字星を見られるのは、石垣島をはじめ日本では一部地域のみです。

今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ石垣島でしか見られない南十字星を観察してみてください！

なお、石垣島は昼間も魅力的な観光スポットが多くあります。

昼間はシュノーケリングツアー、夕方はサンセットツアーに参加し、その後は星空観察をして、石垣島を一日中満喫しましょう！