リゾート地でダイビングをしたときに、怖い経験をしたという人も多いはず。
「怖くて途中でリタイヤしてしてしまった…」という人もいるのではないでしょうか。
ダイビングを楽しく体験できる方法はあるのかなぁ?
大丈夫です。ダイビングは、怖くなったら対策をすると楽しめますよ!
今回は、ダイビングが怖いと感じる理由や対策方法について紹介します。
- ダイビングを怖いと感じる理由
- ダイビングへの恐怖心への解決策
- ダイビングへの不安を解消して楽しめるアクティビティショップ
この記事を書いた人🙋(ガイド歴17年 PADI インストラクター)
「マリンサービスサンフィッシュ石垣島」を運営する私「浜 佑介」は、石垣島や沖縄の様々な情報に精通しています。
- 石垣島と宮古島でマリン会社経営
- ガイド歴17年 PADI インストラクター
- 初心者のガイド累計10000人以上!
- ㈱アソビュー「コロナの集客減を乗り越えた」インタビュー
- Diving Web Guide「インタビュー記事」
- Instagram「はまちゃん 🐠 石垣観光ガイド&トータルサポート」
石垣島の無料旅行相談会も行っています
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ダイビングはどんなアクティビティなの?
ダイビングがどんなアクティビティなのか、わからない人もいるでしょう。
ダイビングはどんなことをするの?
ここでは、ダイビングについて説明しますね!
- タンクを背負い海中を長い時間散策できる
- 水深12mまで潜ることができる
- 泳ぐのが苦手な人でも楽しめる
ダイビングは、酸素タンクを背負って海中の散策を楽しめるアクティビティです。
器材を背負って泳ぐのは難しそうと思う人もいるかもしれません。
しかし、インストラクターが丁寧にレクチャーしてくれるため、泳ぎが苦手な人も安心して楽しめるでしょう。
ダイビングはウエットスーツを着用するため、水に浮きやすく沈むことは滅多にありません。
ダイビングが怖くなる5つの理由
ダイビングを初めて経験した人の中には、怖い印象を持つ人がいます。
「海はとてもきれいだったけど、怖さの印象が強かった」
「もうやりたくない。」
陸上で生活する私たちは、海という環境に慣れていないので無理もありません。
ここでは、ダイビングが怖くなる理由を解説していきます。
それぞれ順番に見ていきましょう。
怖くなる理由を知れば解決策がわかり、だれでも楽しめるようになりますよ!
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1.視界が狭い
ダイビングをするときには、ダイビング専用のマスクを着用します。
実は、ダイビング専用のマスクは鼻までしっかり覆われていて、装着すると視界が悪くなります。
海に入ったときにマスクが曇り始めるなんてことも。
普段の視界よりも狭く、ダイビングへの緊張感も相まって恐怖心が増加します。
このような理由から、ダイビングへの恐怖心が出てくることもあるでしょう。
ダイビング中には、目の前に岩があったりサンゴや魚がいることも。慌てずに見える範囲でゆっくり泳ぐように心がけましょう。
2.足がつかない
泳げる人も泳げない人も、プールであればあまり怖い思いをしたことがないのではないでしょうか。
プールは基本的に足が付くため、安心して泳げます。
一方で、ダイビングは海中に潜るため足が付きません。
海の中で足がつかない無重力のような状態になると、普段と違う状況に恐怖心が出てきます。
普段と違う状況になるだけで、ストレスを感じやすくなってしまう人も多いです。
3.呼吸方法が違う
ダイビングをするときには、海の中で呼吸をするためのレギュレーターという器材を使用します。
レギュレーターは背中に背負ったタンクからホースを通じて、口に咥えたマウスピースに空気を送ってくれます。
海の中では、口に咥えたマウスピースからしか空気が供給されません。
つまり、ダイビング中は口呼吸しかできないということです。
普段、陸上で私たちが行っている呼吸は鼻呼吸がほとんどで、無意識に呼吸をしているはず。
ダイビングのように意識的に口呼吸を強いられると、呼吸をすることに対して緊張感が出てきて、だれでもできることでも強張ってしまいます。
「鼻呼吸をしてはいけない」という制限があるだけで「怖かった」という印象になってしまうこともあるでしょう。
4.水が怖い
水にトラウマがある人は、ダイビングを楽しむのは難しい可能性があります。
顔を水につけるのも怖い人は、海水がマスクに入るとパニックを起こしてしまいます。
無理をしてダイビングをすると、さらに水に対する恐怖心が強くなることも。
水に恐怖心がある人は無理をせずに、水に慣れてから参加するのがよいでしょう。
5.器材が上手く使えない
ダイビング器材が上手く使えないのも、ダイビングが怖気付く原因になります。
よくある例が、海中で呼吸するためのレギュレーターが正しく使えずに息が苦しくなってしまうケースです。
自分で思っているよりも口呼吸ができていない場合が多く、慣れていない海中ということもあり、恐怖心につながってしまいます。
ほかにも、タンクや重りを抱えて泳ぐのにバランスが取れなくて、仲間から遅れをとった焦りからパニックになることも。
海中に入る前に、しっかり器材の使い方を確認しておくと安心です!
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ダイビングで怖いと感じたときの状況別の解決法5選
ダイビングで感じる恐怖心は、普段と違う状況が絡み合って起こります。
ダイビングが怖くなったとき、どうしたらいいのかなぁ?
アクシデントの対策を知っておくだけで、安心して楽しめるようになりますよ!
ここでは、ダイビングでよくある恐怖体験をもとに、以下の状況別で対策方法を紹介していきます。
それぞれ順番に見ていきましょう。
1.呼吸が苦しくなったとき
ダイビングは常に口呼吸で、慣れていない私たちは、鼻から呼吸ができないだけでも呼吸が苦しいと感じてしまいます。
さらに、普段よりも呼吸が難しいことによる心理的不安から、呼吸が乱れることもあるでしょう。
呼吸が苦しくなったときの対策は、以下です。
- その場に止まる
- しっかり口から深呼吸をする
- 口呼吸を意識する
呼吸が苦しくなったときは、まずその場に止まりましょう。
3秒くらいかけて深くゆっくりと口呼吸をしてください。
ダイビング中は、息を止めることなく、常に長く深い口呼吸を続けるのが重要です。
落ち着いて、口で呼吸していることを意識しましょう。
「口からであればちゃんと呼吸ができる」という事を意識的に理解するだけでも、随分と安心して呼吸ができるようになりますよ。
2.耳が痛くなったとき
ダイビングでは、深い海に潜るため、身体がびっくりすることがあります。
ダイビング中によく生じるのが耳の痛みです。
耳の痛みへの対策ポイントはこちらです。
- 今いる水深より深いところに潜らない
- すぐにインストラクターにジェスチャーで伝える
インストラクターの指示通りにしても耳の痛みが残る場合は、無理して潜ってはいけません。
「まだ耳が痛い!」とちゃんと伝えましょう。
耳抜きにはコツがあります。できない人もコツを知れば簡単にできますよ!
3.足をつってしまったとき
ダイビングでは普段しない動作が多いため、足をつることがあります。
海の中で足がつってしまうと「溺れてしまうのではないか」という恐怖心から、パニックになることも。
海の中で足をつった場合は、フィンの先を手で持って足全体をゆっくり伸ばしましょう。
足を伸ばす動作をしていると、インストラクターも状況を把握してくれるはずです。
あなたの足の状態が落ち着くまでインストラクターが手伝うので、安心してくださいね!
4.マスクの中に水が入ったとき
ダイビングで使用するマスクの中に水が入ってくることがあります。
海の中で視界が遮られると、不安に駆られてしまうでしょう。
特に「水の中で目を開けることができない」という人はそれだけでパニックになってしまうかもしれません。
このような場合、落ち着いてマスクの中の水を抜く対処をしましょう。
マスクの中の水抜き(マスククリア)のやり方は以下のとおりです。
- 顔を正面に向けてマスクのおでこ側を軽くおさえる
- 鼻から息を吐くとマスクの中に空気が入る
- 空気が満タンになると抜けていくときに水も一緒にマスクの中から抜ける
マスクに水が入ると焦ってしまいますが、慌てる前に落ち着いてマスククリアをしましょう。
マスククリアってなんだか難しそうだなぁ。
大丈夫です!「マスクの中に水が入るのは怖い」という人は、ダイビングをする前に少しマスククリアの練習をしておくといいですよ!
5.パニックになってしまったとき
もしものときに備えて、仲間やインストラクターに適切に知らせるためのハンドシグナルを覚えておくと安心です。
ダイビングは慣れない環境が原因で、焦る気持ちからパニックを起こしてしまいます。
初めてダイビングをするなら、なおさら少しの異変でも敏感に反応してしまうことも。
アクシデントや体調不良を伝える最低限のコミュニケーションを知っていると、緊急時もスムーズに対応できるでしょう。
万一の場合に備えて、体調が悪いときのハンドシグナルを覚えておきましょう!
ダイビングを怖がらずに楽しむためのポイント3選
ダイビングを怖がらずに楽しみたい!という人は多いはず。
ここでは、ダイビングを楽しむためのポイントを紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
楽しめるポイントを知っておくと、ダイビングをより満喫できますよ!
1.身体をリラックスさせる
まずは、リラックスするよう心がけましょう。
ダイビングは、いつもと違う環境に緊張してしまいがち。
緊張で身体がこわばり、トラブルにつながることもあります。
どうしたら緊張をやわらげられるかなぁ?
ゆっくり呼吸することを意識すると、リラックスできますよ!
呼吸が浅くなると身体がこわばってしまうため、ゆっくり落ち着いて呼吸することを意識しましょう。
2.不安なときはインストラクターに伝える
気になることや不安なことがあるときは、インストラクターに遠慮なく伝えましょう。
困りごとや不安は、はじめて会った人には言いにくいという人もいるかもしれませんが、インストラクターには、できるだけ不安を相談してください。
はじめは小さかった不安が、ダイビング中に恐怖に変わってしまうことがあります。
楽しくダイビングをするには、早めに不安を解消しておきましょう。
小さな不安って言いにくい……インストラクターに伝えてもいいのかなぁ?
どんなことでも伝えてください!インストラクターは、些細な不安や困りごとも受け止めますよ。
3.丁寧に教えてくれるお店を選ぶ
ダイビングを楽しむには、丁寧にレクチャーしてくれるお店選びが重要です。
初心者にもしっかり教えてくれるインストラクターがいるお店は、安心してダイビングを体験ができます。
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怖いと感じたら無理をしない
少しでも怖いと感じたら、無理をせずにインストラクターに伝えましょう。
ダイビングは海中で思うように動けない場合が多いため、「怖かった」という印象が残りやすいです。
不安なことはしっかりとインストラクターに相談して、不安を払拭するだけで安心して海に潜れます。
ダイビングで一番緊張するのは、海に入って1〜2m潜った場所まで。そこさえ過ぎてしまえば、落ち着いてダイビングができるでしょう。
ダイビングに関するよくある質問
ここでは、ダイビングに関する以下3つのよくある質問を紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
- ダイビングができない人はいますか?
-
以下に当てはまる場合は、ダイビングができない可能性があります。
喘息・肺結核・肺炎・気胸・重度の鼻炎・重度の花粉症・その他呼吸器系のトラブル・中耳炎・外耳炎鼓膜が破れている(その他の耳に関するトラブル)・心臓障害・不整脈や動悸高血圧・狭心症・その他の循環器系のトラブル・糖尿病・てんかんめまいや意識不明を起こす体質・閉所恐怖症・妊娠中の方 ダイビングツアーに参加する前に、アクティビティショップに問い合わせて確認しましょう。
- いつでもダイビングはできますか?
-
潜水病を防止するためにダイビングが終わったあと、搭乗予定がある人は参加できません。
潜水病は減圧症ともいわれ、深い海中から急浮上して地上に上がると、周囲からの圧力が低下して、息苦しさや呼吸困難、意識障害などを引き起こす可能性があります。
トラブルにならないためにもスケジュールをしっかりと確認して、ツアーに申し込むようにしましょう。
- ダイビングは鼻で呼吸してもいいですか?
-
ダイビングは、鼻呼吸はできません。
水中で陸にいるときのように鼻呼吸すると、マスクが曇る原因になります。
ダイビング中は呼吸するための器材、レギュレーターを使った口呼吸が求められます。
慣れないうちは口で呼吸するのが難しいため、陸で練習してから潜るようにしましょう。
まとめ
初めてダイビングをする方の多くの人が、顔をつけた瞬間に呼吸のしづらさに焦ります。
落ち着いて呼吸の練習をすれば、ほとんどの人がダイビングを楽しめます。
インストラクターは泳げない人や、焦ってしまう人への対処も練習しているため、潜る前に泳ぎが苦手なことや水にトラウマがあることなどを相談しておきましょう。
海中で恐怖を感じたときも、自分で解決しようとせずにインストラクターに伝えてください。
経験豊富なインストラクターを頼ることで、不安が消え、ダイビングを満喫できるでしょう。
恐怖心がある方はインストラクターへ相談してみて下さい。世間話をする感覚で大丈夫ですよ!
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