PADIシュノーケルガイド資格取得！石垣島・宮古島・西表島・沖縄本島も対応

沖縄県でシュノーケルツアーを実施する際には必ず資格が必要になります。

これまではOMSBが開催するスノーケルガイドの資格が一般的でした。

しかし、PADIシュノーケルガイドが新設されてからは、PADIを選ぶ人が増えています。

PADIシュノーケルガイドを取りたい人は、ぜひ最後まで読んで下さい。

PADIシュノーケルガイド資格とは？

PADIシュノーケルガイド資格は、シュノーケリングを安全に提供し、お客様を楽しませるための専門的な資格です。

沖縄県水上安全条例に基づき、シュノーケルガイドとして活動するには必須の資格となります。

シュノーケルガイドだけでなく、SUPやカヤックなどでも必要な【水難救助員】と同等の資格となるので、多くのマリンアクティビティでガイドに必須の資格です。

PADIシュノーケルガイド資格の概要

PADIシュノーケルガイド資格は、シュノーケリングの技術と知識を活用して、グループを案内するための専門的な資格です。

資格取得者は、ダイビングショップやリゾート施設でシュノーケリングツアーを提供することができます。

２０２０年に新設された資格で、資格取得者はまだまだ少ないのが現状です。

ただ、水上安全条例の改正によりシュノーケリングツアーを行うガイドにも資格取得が必要になりました。

PADIシュノーケルガイド以外にもOMSBが発行するシュノーケルガイドなど、公安委員会が認めた資格を取得していなければガイドを行うことはできなくなりました。

PADIシュノーケルガイド資格の重要性

沖縄の観光産業において、PADIシュノーケルガイド資格は安全なツアーを提供するために必須の資格です。

特に水上安全条例により、ガイドとしての活動には一定の水準が求められています。

また、無資格・無保険でのツアーが原因で事故が起きた際の問題を解決するために新設された資格です。

保険に加入できることで、ガイド自身、お店、お客様を守り、安全なツアーを提供するために必要不可欠な資格となっています。

OMSBシュノーケルガイドとの違い

どの資格も保険を適用することが主な目的で、基本的な講習内容に大きな違いはありません。

OMSB資格は各地域でインストラクターの人数が1名に制限されている一方、PADIシュノーケルガイドにはその制限がなく、地域によっては複数名のインストラクターが活動しています。

また、OMSBは毎年更新時に座学が必要で手間がかかりますが、PADIの場合は更新費用の支払いだけで更新できます。

これらの点から、PADIシュノーケルガイド資格は取得と更新がより簡単でメリットが多いです。

シュノーケルガイドとダイビングガイドの違い

シュノーケルガイドは、シュノーケリングに特化した案内を行います。

一方、ダイビングガイドは、スキューバダイビングに特化した案内を行う資格です。

シュノーケルガイドは、水中での浅いエリアの案内に焦点を当てていますが、ダイビングガイドは、深い水域でのダイビング案内が可能です。

ダイビングガイドはダイブマスター、インストラクターなどの資格が必要になります。

この資格はシュノーケリングツアーも開催が可能です。

逆にシュノーケルガイドはダイビングツアーの開催はできません。

ダイビングのガイドもしたい人にはダイブマスターの資格がおすすめですが、取得までにかなり時間とお金が必要になります。

資格取得の対象者

PADIシュノーケルガイド資格は、将来的にダイビングショップやマリンサービスで働きたいと考えている人に適しています。

基礎的な知識だけでなく、シュノーケリングの安全性をさらに高めたい人にもオススメです。

また、シュノーケリングだけでなく、SUPやカヤックのツアーを行うショップも必要な資格となっています。

沖縄県水上安全条例の条例改正により必須の資格となりました

スノーケリング業（ビーチからのスノーケリング、プレジャーボートを利用したスノーケリング、及び潜水業と並行して行うスノーケリング）を行う事業所は、公安委員会に「スノーケリング業事業届出書」を提出する必要があります。

これは2021年5月1日以降の義務です。

また、スノーケリング業の届け出を行う際には、ガイドがスノーケリング指導資格を取得していることが求められます。

具体的には、OMSBシュノーケリングインストラクター資格、または各ダイビング指導団体のダイビングガイド資格以上が必要です。

さらに、条例に違反した場合の罰則も強化されています。

業務停止などのペナルティが含まれます。

＼無資格ツアーで事業停止処分の事例も！／

この改正は2021年5月1日から施行されていますが、プレジャーボートを利用する業務については、2021年10月31日までの猶予期間があります。

そのため、それまでに必要な対応を行う必要があります。

他店にない自由な講習スタイル

自由に選べる講習スケジュール

受講者の都合に合わせて講習日程を調整可能です。

多くの講習はダイビングショップなどが開催していますが、主な業務としていないため、繁忙期に対応してくれない、一定数集まらないと開催しないといった消極的なケースが多いです。

しかし、当店ではシュノーケルガイド専門のインストラクターが在籍しているため、いつでも受講者の希望に応じて講習を開催可能です。

忙しい方でも希望のスケジュールで資格取得がしやすい環境を提供しています。

沖縄全域への出張講習

石垣島を拠点としながら、宮古島、西表島、沖縄本島への出張講習も行います。

受講者が所属する地域での資格取得をサポートします。

これにより、遠方の方でも移動の手間なく講習を受けられるため、地元で資格を取得したいというニーズにも応えられます。

地域ごとの特性を活かした講習を実施し、その土地ならではの環境で実践的な学びを得られることが強みです。

特に複数名で受講する場合、移動費、宿泊費、人件費などを考慮し、出張講習を依頼する方が多いです。

多様な業者からの依頼に対応可能な資格

シュノーケリングのみならず、SUPやカヌーなど他のアクティビティ業者からも資格取得の要望があります。

特に観光シーズンに入ると、多くの業者が資格を持ったガイドを必要とするため、この資格を持つことで業界全体での需要が増えます。

例えば、沖縄本島でのSUPツアーガイドや西表島でのカヤックガイドにも活用されています。

資格取得の手順と要件

取得に必要な年齢や経験

資格の取得はダイビングのプロ資格に比べて、かなりハードルの低い部類になります。

18歳以上でEFR（心肺蘇生法など）を受けていれば資格の取得が可能です。

EFRは同時に取得も可能なので、シュノーケルガイド講習を受けながらでも問題ありません。

※以下の方はＥＦＲが免除されます

シュノーケルガイドコースの内容

シュノーケルガイドコースでは、シュノーケリングの基本技術、海洋環境に関する知識、グループの管理やリスク対策、緊急時の対応方法などが学べます。

また、顧客サービスやリーダーシップスキルについても学ぶことができます。

実技研修の内容と試験

実技研修では、実際のシュノーケリングツアーをシミュレーションして、グループの管理やリスク対策を実践します。

また、緊急時の対応方法や救命手順の練習も行われます。

試験では、理論と実技の両方の評価が行われ、合格することで資格が取得できます。

シュノーケルガイド資格取得にかかる時間と費用

資格取得に必要な日数

最短2日、経験に応じて最大5日程度の期間が必要になります。

受講者の経験やスキルによって異なるため、個別に調整します。

また、経験が浅い方にも分かりやすく丁寧に指導するため、安心して受講が可能です。

資格取得の費用

平均70,000円ですが、3名以上での受講にはグループ割引が適用されます。

また、通常20,000円～のEFR資格を無料で取得できます。

受講費用に関しては、申請費なども全て含まれております。

費用を抑える方法

グループでの受講により割引が適用されるため、友人や同僚と一緒に申し込むことでコストを抑えることができます。

また、繁忙期を避けて受講することで、追加費用が発生しないケースもあります。

Q&A：ショップオーナー、スタッフの方

開催日程は決まっていますか？

シュノーケルガイド講習は随時開催しております。

ショップ様の都合で開催も可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。

申し込み人数は何名からですか？

1名様からでもお申し込み可能です。

3名からショップ割引での受講が可能です。

泳力はどの程度必要ですか？

・フリッパースイム８００ｍ（１５分以内）
・立ち泳ぎ１５分
・水平スキンダイビング２５ｍ

講習で行うメニューは上記の内容です。

最低限の泳力が必要となりますので、心配な方は事前にトレーニングを行って下さい。

開催地はどこですか？

基本的には石垣島で開催しております。

過去には沖縄本島、宮古島、西表島へ出張講習も行っております。

開催地についてもご相談下さい。

Q&A：これからシュノーケルガイドを目指す方

シュノーケルガイドの具体的な仕事内容は？

シュノーケルガイドは、顧客の安全を確保しながら、シュノーケリングツアーを提供します。

また、ショップでの準備や事務作業など、多岐に渡ります。

資格取得後にすぐに仕事が見つかるか？

資格取得後、すぐに仕事が見つかるかどうかは、個々の状況や地域の需要によります。

しかし、シュノーケルガイドの資格があれば、ダイビングショップやリゾート施設での就職機会が広がります。

シュノーケリングガイドの収入は？

シュノーケルガイドの収入は、勤務地や経験によって異なります。

また、フリーランスとして働くことも可能で、その場合は、個々のスキルやネットワークによって収入が変わります。

シュノーケルガイド資格を持っていると、他の資格取得に有利か？

シュノーケルガイド資格を持っていると、ダイビングインストラクターなどの他の資格取得に有利な場合があります。

シュノーケルガイド資格取得者は、基本的なリーダーシップスキルや顧客対応能力を身に付けているため、他の資格取得に向けてスムーズに移行できる可能性が高いです。

資格が無効になることはある？

資格が無効になることは、一般的にはありません。

ただし、PADIの規定に違反した場合や、長期間活動を行っていない場合は、資格の更新が必要となることがあります。

資格を取らずに仕事をすることはできないの？

資格を取得させずに就業している人、お店は存在します。

しかし、それは万が一の事故が起こった際に無資格でガイドをしていたと、責任を問われる場合があります。

シュノーケルガイドの資格を持っていれば、保険に加入することもでき、多額の賠償責任を負うこともありません。

ガイドに責任が発生することを知らせずに働かせるショップもあるので、要注意です。

まとめ

PADIシュノーケルガイド資格は、シュノーケリング経験者がダイビングショップやマリンサービスで働くための重要なステップです。

資格取得には、一定の時間と費用がかかりますが、その投資を通じて、新たなキャリアパスが開かれることでしょう。

この記事で紹介した情報を参考に、あなたもPADIシュノーケリングガイド資格の取得に挑戦してみてください。

＼出張講習も可能！／