
石垣島でウミガメに会える場所ってどこ?



シュノーケリングで遭遇率の高い場所が知りたい!



そんな疑問がある方に是非最後まで読んでもらいたい!
ウミガメに会える石垣島のシュノーケリングポイントは沢山あります!
その中でもお勧めのポイントを石垣島のガイド歴15年の経験を元に、現地調査を行いました。
ウミガメは海の守り神として、海から幸せを運んでくると言われています。
石垣島や八重山諸島の海岸には、沢山のウミガメ生息地があり、毎年ウミガメが産卵のためにやってきます。


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「マリンサービスサンフィッシュ石垣島」を運営する私「浜 佑介」は、石垣島歴16年のダイビングインストラクターです。
ダイビング、シュノーケリングの知識だけでなく、石垣島や沖縄の様々な情報に精通しています。


- 年間300日以上石垣島の海を案内しています
- 石垣島ガイド歴16年 PADI インストラクター
- 初心者のガイド累計10000人以上!
- 石垣島初の初心者専門マリンサービス経営
ビーチからウミガメを見に行くこともできるけど・・・


石垣島のビーチにはウミガメが住み着いている場所も多く存在します。
ビーチからシュノーケリングでウミガメを探しに行くことも可能です。
しかし、石垣島のビーチには様々な問題があります。
石垣島の海は遠浅


石垣島は遠浅の海です。
サンゴ礁の作り出した自然の地形が作ったこの地形は、ビーチでシュノーケリングをするのには適していません。
100m〜200m腰の深さの海を歩いて進み、さらに100m〜200m程度泳いでようやくシュノーケリングポイントに到着します。
ここまで泳いでやっとサンゴや熱帯魚の数が増えてきます。
往復しなければいけないので、体力に自信のある人でないと石垣島のビーチでシュノーケリングをするのは厳しいです。
万が一トラブルが起こった時に救助活動も難しい上に、助けを呼びに行くこともできません。
僕たちインストラクターもプライベートでビーチシュノーケリングを行いません。
実際に石垣島のシュノーケリング事故の多くはビーチで起こっています。



ビーチからのシュノーケリングって楽ちんなイメージでした!



楽しさ、危険さを考慮するとビーチは経験者でもオススメできません。
\ シュノーケリング事故の多くはビーチで起こる /


ウミガメの住処は探すのが難しい
ウミガメは気に入った場所を住処にするので、そこから30mも離れたら見つけることができません。
広い海の中でこの場所を見つけるのは、初めての人には困難です。
場所を完璧に把握している人、もしくはインストラクターと一緒に泳がなければ見つける可能性は低いです。



ポイントに行けば見つけられるってことではないんですね~



海は広いですからね!
小さなウミガメを初めての場所で見つけるのは非常に難しいです!
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ウミガメが見たいなら、こんなツアーがオススメ!
ウミガメのポイントへ行くツアーですが、エリアによって遭遇率が大きく変化します。
また、自然の生き物なので、遭遇率が高いエリアでも見れる日と見れない日があります。
ウミガメとの遭遇率が高いのはボートで行くエリア


ビーチからポイントへ行くショップと船でポイントへいくショップがあります。
ビーチからウミガメエリアへ行けるポイントもありますが、遭遇率はボートに比べてかなり低いです。
ボートの場合は当日のコンディションに合わせて、より安全で遭遇率の高いエリアへ行くことが可能です。
ビーチからの場合はコンディションによる融通が効きにくく、最悪中止となる場合も多いです。
ウミガメを優先的に考えている方はボートのツアーを探しましょう。
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遭遇率が書いていないツアーはハズレ率高いです・・・


「石垣島 ウミガメ シュノーケリング」で検索すると沢山のツアーが出てきます。
ですが、遭遇率が書いているツアーはごく僅かです。
遭遇率が書いていないショップはこんな可能性もあります・・・
- ウミガメとの遭遇率が高くない
- 実はウミガメに会えない
- ウミガメの遭遇はついで位に考えている
ガイドから見ると、そのエリアはウミガメいないのにウミガメツアーって名乗っちゃうの!?
と言うツアーも中にはあります。
実際ほぼ遭遇できていないのに、客寄せのためにウミガメの写真を載せていたりするお店も存在します。
全く違うエリアで撮影した画像を載せているお店もあります。
どれくらい会えるのか?をきちんと載せているお店を探しましょう!
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ウミガメと会えるかも!?ってタイトルのツアーに参加して会えませんでした・・・



帰りに聞いてみたら遭遇率は30%・・・そんな確率低いの・・・?



ツアーやお店によって大きく変わります!
実際はほぼ会えない場所を「ウミガメポイント」と言っているお店もあります・・・
「当店はウミガメとの遭遇率100%です!」は絶対にありえない!
遭遇率100%です!と言っているお店が数件ありますが、自然の生物を100%で見られると言うことはありません。
ウミガメのポイントには高確率でいることは確かですが、どうしてもポイントに行けない。ウミガメがいないタイミング。というのが存在します。
以下はウミガメポイントに行けない理由、ウミガメに会えないタイミングです。
- ウミガメポイントが波が高くて行けない場合がある
- ウミガメが食事にでかけているタイミングはポイントにいない
- ダイバーに触られて沖の方へ逃げてしまっている



100%見たい!から100%のお店を選ぼうと思ってました!



確かに100%見られるなら皆100%って書きますよね・・・
言われてみれば水族館じゃないから無理ですよね・・・って思います。



ガイドとして見せて上げたい気持ちは100%です!
ガイドだからこそ、自然の難しさ、ウミガメを見られない可能性があることも正直に伝えておくべきだと思います。
石垣島でウミガメに出会える季節



ウミガメに会える確率が高い時期は?



シュノーケリングでは1年中遭遇することができます。
ウミガメの遭遇確率は1年を通して変化しない


自然の生物は時期によって見やすい時期、見にくい時期がある生物もいます。
マンタは特にその差が顕著です。
9月~10月の繁殖シーズンは遭遇率が上がりますが、それ以外は様々なエリアへ移動するので遭遇率がグンと下がってしまいます。
それに比べてウミガメは1年中同じエリアで生活をするので、遭遇率が変化することはほぼありません。


ウミガメの産卵を見るなら夏!
1年を通して見ることができますが、個人的には特に夏がおすすめです。
夏はウミガメの産卵シーズンです。
産卵のために浅瀬を泳ぐウミガメはもちろんですが、砂浜に上がってきて産卵を行う感動的なシーンにも巡り会えます。
産卵を行うビーチは決まっていますが、非常にデリケートな産卵を邪魔しないように、慎重に近づく必要があります。
夏頃には産卵を見に行くツアーを開催するショップのあるので、必ずツアーに参加して産卵を見るようにして下さい。
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石垣島でウミガメに出会えるシュノーケリングポイント
石垣島周辺には、たくさんのウミガメが生息していますが、いつも定住しているウミガメにはなかなか出会えません。
偶然に出会うこともありますが、シュノーケルツアーに参加すれば、高確率でウミガメに出会える場所にお連れすることができます。
自然の生き物なので、ピンポイントで出会うことはできませんが、石垣島でウミガメに出会えるシュノーケルポイントをご紹介します。
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青の洞窟


イタリアや沖縄本島で有名な青の洞窟。
石垣島にも青の洞窟があります。石垣島の青の洞窟は、島の北西部に位置します。条件が揃うと洞窟の入り口が青く見えることから、青の洞窟と呼ばれています。
青の洞窟からリーフに向かうと、ウミガメが見られる場所があります。
遭遇率はそれほど高くはありませんが、20%程度の確率で遭遇できます。
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幻の島周辺


竹富島と小浜島の間にある幻の島。
正式名称は「浜島」ですが、潮の満ち引きによって島が大きくなったり小さくなったりすることから、「幻の島」と呼ばれています。
島は真っ白の砂でできており、潮が引くと三日月のような形になり、絶景が楽しめます。
船が島に近づくと、水深が浅いため船のスピードが落ちます。
船が減速すると、船上からウミガメが見えることがあります。
島の周りを悠々と泳ぐウミガメを、ぜひ船上から探してみてください。
このエリアは船の往来が多いので、シュノーケリングなどで泳ぐことはできません。


ダイビング&シュノーケリングが可能!
大崎エリア
石垣島の南西に位置する大崎周辺のビーチは遠浅で、シュノーケリングを楽しむことができます。
沖合にはダイビングボートが滞在しており、ダイビングスポット、シュノーケリングスポットとしても有名です。
ウミガメとの遭遇率は90%以上の高確率です。
ウミガメシュノーケリングツアーの多くはこのエリアを利用しています。
\ 石垣島No1ウミガメエリアで泳ぐ! /
そんな人気エリアが2021年大ピンチでした!


2021年にJTB沖縄がポンツーンの設置を計画していました。
危うくウミガメの生息地が破壊されるところでした・・・
今後もウミガメの生息地が荒らされないよう注意していきたいですね!
\JTB沖縄が環境破壊事業を計画!?/
\JTB沖縄が計画を断念!/
川平石崎マンタポイント


石垣島の北西の場所に位置する、川平エリアはマンタポイントとして有名です。
グラスボートで湾内を遊覧するツアーも非常に人気があります。
ただ、近年はマンタの遭遇率が大幅に下がっており、時期によっては20%以下の時も・・・
ウミガメの生息地でもあるので、マンタを探しながらウミガメに会えることもあります。
市街地エリアからだと50分ほどかかるので、船酔いが心配な人にはお勧めできないエリアです。


米原ビーチ


米原ビーチはビーチからのシュノーケリングが人気です。
こちらのビーチも遠浅で、珊瑚礁が広がっています。
浅瀬にはカクレクマノミがたくさんいますので、それを探しながら泳ぐのも楽しいでしょう。
リーフの先にはウミガメが泳ぐ深い場所もありますが、米原ビーチは離岸流が発生しやすく、毎年事故が起きています。
リーフを超える場合は安全第一で、個人ではなく、ガイドと一緒に遊びに行くことを強くおすすめします。


泳ぎが苦手でもウミガメに出会える場所


黒島にある「黒島研究所」
ウミガメは基本的に水中で生活しているので、シュノーケリングやダイビング、ボートに乗っている時に出会うことができます。
しかし、泳ぐのが苦手な人もいますよね。
それでもウミガメに出会える場所があります。
石垣島から定期船で30分のところにある離島のひとつ、黒島にある「黒島研究所」です。
こちらの研究所は、日本ウミガメ協議会が運営し、ウミガメやサンゴ礁の調査研究を行っています。
黒島には、ウミガメが産卵に訪れる浜辺があります。
黒島研究所では、その浜辺の産卵数の調査や、海域の生態を調べるためのウミガメの標識放流を実施しています。
また、こちらの場所には、資料を展示するスペースと、生物を飼育するスペースがあります。
生物飼育室では、生きたウミガメやヤシガニなどの生物を展示しています。
研究施設でありながら、ミニ博物館や水族館のような、とても勉強になる場所です。
研究所と堅苦しい名前になっていますが、一般の方も入場可能です。
時期によってはウミガメが海に放たれることもありますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
石垣島に生息するウミガメの種類
石垣島に生息するウミガメの種類について、ご紹介します。
日本には5種類のウミガメが生息していると言われています。
その中で、石垣島に生息しているのは3種類です。
その3種類とは、アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイです。
一見すると見分けがつきにくいのですが、わかりやすい特徴で紹介します。
\ウミガメとのダイビングについてはこちら/


アオウミガメ


石垣島で最もよく見かけるのがアオウミガメです。
他の2種に比べ、丸い頭が小さく、一番優しい顔をしています。
甲羅はなめらかで、主な食べ物は海藻です。
アオウミガメという名前は、英語名のGreen Sea Turtleに由来し、体脂肪が青や緑であることからそう呼ばれるようになったと言われています。
アカウミガメ


アオウミガメに比べて、頭が大きく、甲羅が頑丈なのが特徴です。
甲羅は目の周りがギザギザで、目の上の鱗は5枚の花びらのような形をしています。
アカウミガメは行動範囲が広く、沖合にいることが多いので、シュノーケリングで見ることはほとんどありません。
頭が大きく、顎が非常に強いのが特徴です。
殻の色が赤茶色なのでアカウミガメと呼ばれています。ちょっと怖い顔をしているのも特徴です。
顔や体格の厳つさから、「ガメラ」と呼ばれたりしています。
タイマイ


ワシのくちばしに似た尖った口が特徴のタイマイ。
その姿から、英名はHawksbillです。
タカのくちばしという意味です。
タイマイは、他の2種のウミガメとは口が違いますので、見ればすぐにわかります。
甲羅はベッコウのような形をしており、缶のようにギザギザしています。
ウミガメに出会えるかもしれないおすすめアクティビティ
ウミガメに出会えるかもしれないおすすめアクティビティについて把握しておきましょう。
ウミガメに出会えるスポットをご紹介しました。
そんなウミガメに出会えるおすすめのアクティビティをご紹介します。
石垣島のウミガメツアー
遭遇率20%!青の洞窟シュノーケリング


最初にご紹介するアクティビティは、「青の洞窟シュノーケリング」です。
青の洞窟は、海水の洞窟の中に太陽の光が差し込み、海面や洞窟内に反射して、洞窟内が青く輝く美しいスポットです。
シュノーケリングで洞窟内を泳ぐと、海から見るのとはまた違った美しい青色に包まれます。
石垣島の秘境である青の洞窟周辺では、様々な熱帯魚を観察することができます。
ビーチから行くエリアなので、安心度は高いですが、サンゴや熱帯魚の数はボートで行くエリアよりも少ないです。
また、ウミガメとの遭遇率はそれほど高くはありません。
20%程度の遭遇率なので、ウミガメを目的にしている方にはあまりお勧めできません。
- 足がつく場所でシュノーケリングしたい
- サンゴや熱帯魚が少しみれればOK
こんな方にはお勧めです。
幻の島&ウミガメシュノーケリング


上記で紹介した幻の島でのシュノーケリング体験です。
白砂のビーチには草木もなく、360度の大パノラマを障害物なく楽しむことができます。
石垣島屈指のSNSスポットで、島に上陸するだけでも十分楽しめますが、石垣島を満喫するには海に入るのが一番ということで、今回はシュノーケリングをご紹介します。
島を囲む石西礁湖には、たくさんの珊瑚や熱帯魚、ウミガメが生息しています。
初めてのシュノーケリングで不安な方も多いと思いますが、ガイドが丁寧にレクチャーし、フォローしますのでご安心ください。


石垣島シュノーケリングの人気No1プランはこれ!
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ウミガメを守るために


ウミガメの多くは、絶滅危惧種や絶滅の危機に瀕している種に指定されています。
こちられは、ウミガメの個体数が減少しており、近い将来、世界から姿を消してしまう可能性があることを意味しています。
なぜ消えてしまうのでしょうか?こちらの減少には、人間も大きな影響を及ぼしています。
ウミガメの産卵場所の開発・搾取
ウミガメは、自然で暗くて静かな場所を好んで産卵します。
近年、海岸周辺の開発により、街灯の設置や海岸のコンクリート埋め立てが行われ、産卵場所がなくなっています。
街灯の多い海岸で孵化した仔ガメは、海に反射する月明かりよりも明るい街灯の方向へ向かいます。
そして、海がなく、車が行き交う道路に行き着く。そこで孵化した仔ガメは死んでしまうのです。
海洋ゴミ


現在、最も大きな問題となっているのが、海洋ゴミです。
石垣島の海岸には、海外からの海洋ゴミが大量に打ち上げられています。
中には、意図的に海に直接ゴミを投げ入れる人もいるかもしれません。
いずれにせよ、ゴミをポイ捨てすることは間違っています。
海に漂うプラスチックゴミは、ウミガメが食べるクラゲのようなものです。
誤って食べてしまうと、胃の中で溶けずに死んでしまうこともあります。
こうしたさまざまな原因から、ウミガメの個体数はどんどん減っています。
絶滅の危機に瀕しているこの生き物を守るために、今私たちに何ができるかを考え、行動していきたいですね。
地球の温暖化
地球の温暖化の最大の問題は、海面上昇です。
現在、地球温暖化によって南極の氷が溶け、海面が上昇しています。
海面が上昇すると、ウミガメが産卵する浜辺がなくなり、もちろん人間が住む場所もなくなります。
地球温暖化は、自然界の生物だけでなく、私たち人間にも悪影響を与えているのです。
まとめ:ウミガメに会える石垣島のシュノーケリングポイントを調査しました
いかがでしたでしょうか?ウミガメに会える石垣島のシュノーケリングポイントについて、ご理解頂けたと思います。
ウミガメに出会える石垣島。
しかしながら、現実には人間の手による絶滅が危惧されています。そんなウミガメを守るために、一人一人が意識して行動すれば、石垣島に来た時にポイントを選ばなくても、島のどこでもウミガメに出会えるかもしれません。
ツアーでは、ウミガメに会えるポイントに行く企画もありますので、ぜひ遊びに来てください。