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「シュノーケリングとダイビング、結局どっちがいいの?」
海のアクティビティを調べ始めたとき、最初にぶつかるのがこの疑問だと思います。
結論から言うと、泳げるかどうかではなく「何を見たいか」で決まります。
そしてもう一つ、意外と知られていないことがあります。
ひとくちに「ダイビング」といってもライセンスが必要なものと、不要なものの2種類があるということです。
この記事では、両者の違いを整理したうえで、初めての方がどちらを選べばいいのかをガイド歴19年の視点で解説します。
- シュノーケリングとダイビングの具体的な違い
- 「体験ダイビング」と「ファンダイビング」の違い
- どちらが自分に向いているかの判断基準
- 石垣島で選ぶときに知っておきたいこと
シュノーケリングとダイビングの違いを一覧で比較
| シュノーケリング | 体験ダイビング | |
|---|---|---|
| 呼吸 | 水面でシュノーケルを使う | 水中でタンクの空気を吸う |
| ライセンス | 不要 | 不要 |
| 年齢の目安 | 5〜65歳(プランによる) | 10〜55歳(プランによる) |
| 見える範囲 | 水面から見下ろす | 生き物と同じ目線 |
| 移動できる範囲 | 広い | 限られる |
| 当日の飛行機 | 問題なし | 搭乗不可 |
呼吸の仕方が根本的に違う
一番の違いは呼吸の方法です。
シュノーケリングは、水面に浮かんだままシュノーケル(筒)を通して空気を吸います。
顔を水につけていても、筒の先が水面に出ているので普通に息ができます。
一方のダイビングは、背中に背負ったタンクの空気を吸うので、水中にとどまったまま呼吸できます。
この違いが、そのまま「どこまで潜れるか」の違いになります。
費用・所要時間・装備の違い
装備は、シュノーケリングならマスク・シュノーケル・フィン・ライフジャケットの4点が基本です。
ダイビングはこれにタンクとBCジャケット、レギュレーターが加わるので、準備にも時間がかかります。
そのぶん料金はダイビングの方が高くなり、器材の説明や練習の時間も必要になります。
ツアーの所要時間はどちらも半日3時間前後が主流ですが、ダイビングは水中にいる時間そのものは20〜25分ほどが目安です。
見える景色の違い
シュノーケリングは、水面から海の中を見下ろす形になります。
透明度の高い海であれば、浮いているだけでサンゴ礁や熱帯魚の群れがはっきり見えます。
ダイビングは生き物と同じ高さまで下りていくので、真横から表情を見られるのが最大の違いです。
岩陰で休んでいる生き物や、サンゴの隙間をのぞき込むような楽しみ方は、ダイビングならではです。
そもそも「ダイビング」には2種類ある

ここが、この記事で一番お伝えしたい部分です。
「ダイビング」という言葉には、性格の違う2つのものが含まれています。
ライセンス不要の「体験ダイビング」
体験ダイビングは、ライセンスを持っていない人がインストラクターと一緒に潜るプログラムです。
事前の講習も資格も必要ありません。
当日、陸上で呼吸の仕方と耳抜きを教わってから、浅いところで練習して本番へ進みます。
インストラクターがすぐ横についているので、初めてでも安心して潜れます。
旅行中に「ちょっと潜ってみたい」という人が選ぶのは、基本的にこちらです。
ライセンスが必要な「ファンダイビング」
もう一つが、Cカード(ダイビングライセンス)を持っている人が自分で潜るファンダイビングです。
深いポイントに行けたり、潜れる時間が長かったりと自由度は高くなりますが、参加には資格が必要です。
サンフィッシュでもファンダイビングとライセンス講習のコースは取り扱っていますが、催行は提携先にお願いしています。
詳しい内容や日程は各プランページでご確認ください。
\ライセンスの取り方を知りたい方はこちら/

初めてなら比較対象は「シュノーケリング vs 体験ダイビング」
つまり、初めて海に入る人がファンダイビングと迷うことはありません。
資格を持っていない時点で、選択肢は自動的に決まるからです。
ですのでこの先は、シュノーケリングと体験ダイビング、どちらを選ぶかという話に絞って進めます。
シュノーケリングが向いている人

年齢の幅が広く、家族みんなで参加できる
シュノーケリングはプランによって5歳から65歳まで参加できます。
体験ダイビングの年齢制限(10〜55歳)と比べると、上下ともに幅が広いのが特徴です。
小さいお子さん連れのご家族や、三世代での旅行なら、全員が同じ海に入れるシュノーケリングが選びやすいと思います。
泳ぎに自信がなくても始めやすい
ライフジャケットとウェットスーツを着ていれば、力を抜いていても勝手に浮きます。
苦しくなったらいつでも顔を上げられるという安心感も大きいです。
泳ぎに自信がない方は、ガイドが引く浮き輪につかまったまま移動できるプランもあります。
広く動けるので生き物を探しやすい
意外と見落とされがちですが、シュノーケリングは移動できる範囲が広いという強みがあります。
ダイビングは水中にいる時間が決まっているぶん、探せる範囲が限られます。
ウミガメのように広い範囲を泳いでいる生き物を探すときは、シュノーケリングの方がわずかに有利な場面もあります。
体験ダイビングが向いている人

水中でじっくり生き物を観察できる
体験ダイビングの一番の魅力は、生き物と同じ目線までいけることです。
水面から見下ろすのと、真横から見るのとでは、同じ生き物でも印象がまったく変わります。
岩陰で休んでいるウミガメのすぐそばまで近づけるのも、水中にとどまれるダイビングならではです。
ライセンスなしで水中世界を体験できる
「ダイビングは資格を取らないとできない」と思っている方は多いです。
ですが前述のとおり、体験ダイビングなら資格は必要ありません。
タンクを背負って水中を漂う無重力のような感覚は、一度味わうと忘れられないという方がほとんどです。
天候が悪くても水中は影響を受けにくい
雨が降っていても、水中の景色はほとんど変わりません。
空が曇っていて写真映えが期待できない日でも、水中に入ってしまえば関係なくなります。
「せっかくの旅行日が曇り」というときに、満足度が下がりにくいのはダイビングの方です。

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体験ダイビングで気をつけたいこと
年齢制限がある
体験ダイビングはプランによって満10歳〜55歳、または12歳〜55歳が対象です。
ご家族に年齢が外れる方がいる場合は、全員が参加できるシュノーケリングを選ぶという判断もあります。
当日の飛行機に乗れない
潜ったあとは体内に窒素が溜まるため、減圧症予防としてツアー当日に飛行機へ乗ることはできません。
旅行最終日にダイビングを入れると参加できなくなるので、日程を組むときは注意してください。
最終日はシュノーケリングにする、という組み方が現実的です。
耳抜きが必要になる
水中では水圧がかかるため、耳抜きという動作が必要になります。
難しそうに聞こえますが、鼻をつまんで軽く息を送るだけの動作です。
陸上で練習してから海に入るので、その場でできるようになる方がほとんどです。
この記事を書いた人🙋(ガイド歴19年 PADI インストラクター)

「マリンサービスサンフィッシュ石垣島」を運営する私「浜 佑介」は、石垣島や沖縄の様々な情報に精通しています。
- 石垣島と宮古島でマリン会社経営
- ガイド歴19年 PADI インストラクター
- 初心者のガイド累計10000人以上!
- ㈱アソビュー「コロナの集客減を乗り越えた」インタビュー
- Diving Web Guide「インタビュー記事」
- Instagram「石垣島リゾバからダイビングイントラ|浜佑介」
石垣島で選ぶならどっち?
石垣島の海はシュノーケリングでも十分見える
石垣島の海は透明度が高く、遠浅のポイントも多いのが特徴です。
そのため「深く潜らないときれいな景色が見られない」ということがありません。
水面に浮かんでいるだけでサンゴ礁も熱帯魚もはっきり見えるので、シュノーケリングでも物足りなさを感じにくい海です。
ウミガメに会いたいなら遭遇率はほとんど変わらない
「ウミガメに会いたい」という目的なら、どちらを選んでも遭遇率に大きな差はありません。
移動範囲が広いぶんシュノーケリングの方がわずかに高い傾向はありますが、その差は2〜3%程度です。
近くでじっくり見たいならダイビング、気軽に楽しみたいならシュノーケリング、という選び方で問題ありません。
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マンタを狙うなら時期に注意
マンタは冬(12〜3月頃)の方が浅いポイントに現れやすく、シュノーケリングでも狙えるシーズンになります。
「マンタは夏がベスト」と書かれている情報を見かけますが、初心者向けという意味では逆です。
ただしマンタは野生の生き物なので、会えたらラッキーくらいの気持ちでいてください。
迷ったら両方できるコンボプランという選択肢
どうしても決められないという方には、半日で両方を体験できるコンボプランがあります。
体験ダイビングを1回、シュノーケリングを1回という構成なので、両方の違いを自分の体で比べられます。
実際、迷った末にコンボを選んで「両方やってよかった」と言ってくださる方はとても多いです。
よくある質問
- 泳げなくても参加できますか?
どちらも参加できます。
ライフジャケットやウェットスーツを着ていれば沈むことはなく、インストラクターが常にそばでサポートします。
- 子どもは何歳から参加できますか?
シュノーケリングはプランによって5歳から、体験ダイビングは10歳から(プランにより12歳から)が目安です。
プランごとに異なるので、詳しくは各プランページでご確認ください。
- 体験ダイビングにライセンスは必要ですか?
必要ありません。
当日インストラクターが呼吸の仕方から丁寧に教えるので、初めての方でも参加できます。
ライセンスが必要なのはファンダイビングの方です。
- 両方やった方がいいですか?
時間と予算に余裕があるなら、両方を1回ずつ楽しめるコンボプランがおすすめです。
違いを自分の体で比べられるので、次に石垣島へ来るときの選択もしやすくなります。
- シュノーケリングとスキンダイビングは違うものですか?
違います。
スキンダイビングは、シュノーケルをくわえたまま息を止めて潜る遊び方のことです。
タンクを使わない点はシュノーケリングと同じですが、素潜りの技術が必要になります。
石垣島でシュノーケリング・体験ダイビングを楽しめるツアー
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まとめ
シュノーケリングと体験ダイビングの違いは、水面から見下ろすか、生き物と同じ目線までいくかという点に尽きます。
どちらもライセンスは不要で、泳げなくても参加できます。
年齢の幅が広く気軽に楽しみたいならシュノーケリング、じっくり水中世界を味わいたいなら体験ダイビングを選んでみてください。
迷ったときは、両方を試せるコンボプランという手もあります。

















