これから石垣島で体験ダイビングをしようと思っている方へ知っておくと100倍楽しめる方法をご紹介します。
石垣島旅行でメインに体験ダイビングを考えている方も多いのではないでしょうか。
体験ダイビングやってみたいけど、どんな感じなんだろう?
キレイな所で体験ダイビングやってみたいな~
と、石垣島での体験ダイビング経験がない方は
よく、こんな質問をゲスト様から頂きます。
石垣島の体験ダイビングは・・・
- どんなどころで潜れるの?
- 見られる生き物や景色は?
- 体験ダイビングの場所を選ぶことはできるの?
そんな疑問にすべてお答えしていきます!
初めての石垣島での体験ダイビングを100倍楽しめちゃう方法、ぜひご覧ください。
この記事を書いた人🙋(ガイド歴17年 PADI インストラクター)
「マリンサービスサンフィッシュ石垣島」を運営する私「浜 佑介」は、石垣島や沖縄の様々な情報に精通しています。
- 石垣島と宮古島でマリン会社経営
- ガイド歴17年 PADI インストラクター
- 初心者のガイド累計10000人以上!
- ㈱アソビュー「コロナの集客減を乗り越えた」インタビュー
- Diving Web Guide「インタビュー記事」
- Instagram「はまちゃん 🐠 石垣観光ガイド&トータルサポート」
石垣島の無料旅行相談会も行っています
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石垣島の体験ダイビングでの水深
浅い場所からのスタート
体験ダイビングで経験できる深さは水深12mまでとされていますが、最初は水深2~5m前後のポイントで体験ダイビングを行うことが多いです。
正確には初めてのダイビングはどんなに上手でも水深6mまでとされています。
石垣島には100箇所を超えるダイビングポイントがありますが、その中でも体験ダイビングに適したポイントがいくつもあるのが石垣島の魅力の一つでもあります。
なので初めての体験ダイビングでも浅い場所からのスタートで安心して始めることができます。
浅くても楽しめる理由
水深2~5m前後と聞くと安心する方、もっと深い方が楽しいのでは?と様々な意見があると思います。
実は体験ダイビングで体験できる深さこそ、石垣島の海の魅力が詰まっています。
ずばり魚の多さとサンゴの綺麗さは水深5m前後が一番と言っても過言ではありません。
というのも水深5m前後で成育するサンゴは太陽の光を受けて育つので、この水深のサンゴは元気があってとても綺麗なのです。
また、多くの魚はサンゴの隙間に隠れたり、周りを泳いで生活しています。
そのため体験ダイビングの浅い水深でも十分石垣島の海を堪能できます。
10mを越えたポイントはサンゴの数がグッと減ってしまいます。
サンゴの数が減ることで、隠れ家にする小魚が減り、それを餌にする大きな魚も減るのです。
- はじめての場合、水深6mまで楽しめる
- 水深5m前後でよりたくさんの魚やサンゴを観察することができる
- 10m以上はサンゴの数が減るので魚が減る
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石垣島の体験ダイビングおすすめエリア
まずは大きくエリアごとに分けてダイビングポイントをご紹介。
季節や海況により様々な表情を見せる石垣島の海ですが、選択肢がたくさんあるのも何度来ても飽きない魅力のひとつです。
大崎エリア
島の南西に位置する大崎エリアは幅1km程の海岸沿いにダイビングポイントが広がっています。
石垣島で体験ダイビング、シュノーケリング、ファンダイビング、誰でも何をしても楽しめる有名な岩場の多いエリアです。
東寄りの風が吹く日は島陰となるため特に穏やかになります。
梅雨明け後に吹くカーチバイ(南〜南西の風)の時期は大崎エリアに突風が訪れるため、ポイントへ行けないこともありますが、基本的には年中利用可能なポイントです。
大人気のアオウミガメが集まるポイントやカラフルな熱帯魚が集まるサンゴの景色、これぞ南国という白い砂地が続くポイントなど丸1日いても楽しめるよりどりみどりな場所となっています。
- 見どころ ウミガメとの遭遇率No.1
- 体験ダイビング水深 5〜12m
- 浜崎マリーナより船で30分
名蔵湾エリア
名蔵湾は石垣島最大の湾であり、多種多様な動植物が育つ場所と言われています。
ラムサール条約でも保護されている湿地もあります。
そんな湿地で貴重な動植物が観察できるのはもちろん、海の中も豊かなサンゴの風景が広がっています。
名蔵湾エリアは直接雨水や地下水が流れ込む地形をしており、潮の干満や天候により濁りが発生しやすいエリアでもあります。
濁りと言っても透明度は10m~15mあるので、観光で来られた方はあまり気にならないと思います。
その影響もあり豊富な栄養が流れ込む名蔵湾は特に水深5m前後に広がる枝サンゴの群生は圧巻です。
カラフルなサンゴの周りには色鮮やかな熱帯魚たち…まさに南国という風景。
サンゴが見たい!と言う方にはオススメのポイントです。
- 見どころ 群生した綺麗なサンゴ
- 体験ダイビング水深 3〜6m
- 浜崎マリーナより船で20分
竹富エリア
竹富島をぐるっと1周囲うようにポイントが点在しているのが竹富エリア。
白い砂地からガレ場まで様々な景色と生物を見ることができます。
竹富島を島陰としながらポイント選びができるため、1年中このエリアの周りでは穏やかなダイビングを楽しむができます。
水深も浅いポイントで2m〜最大でも5m程と初めての方にはもってこいの場所。
体験ダイビングでは人気のエリアとなっており、シーズンは人気の生き物は譲り合っての観察をすることもあります。
お子様にも人気のカクレクマノミが多いのもこのエリアの特徴です。
- 見どころ カクレクマノミに出会える確立No.1
- 体験ダイビング水深 2〜8m
- 浜崎マリーナより船で15~20分
桜口エリア
石垣島の南側に位置するエリアで水深は3〜5m程と初心者の方でも安心の深さ。
冬の時期の石垣島は北風がかなり強く吹きますが、そんなときでも穏やかで潜りやすいエリアです。
桜口エリアにはインリーフとアウトリーフが存在しており、インリーフは名前の通りリーフの内側にあるため外洋からの波を遮ってくれるのです。
冬の時期でもサンゴやカラフルな熱帯魚といった南国の風景を楽しむことができます。
- おすすめシーズン 12~3月
- 体験ダイビング水深 3~5m
- 浜崎マリーナより船で5分
石垣島の体験ダイビングおすすめポイント紹介
上記では4つのエリアをご紹介しましたが、それぞれのエリアにあるおすすめポイントを挙げたいと思います。
ポイントにより景色や見ることができる生き物、季節ごとの風物詩なんかもありますので要チェックです。
ポイントにより景色が全く異なる石垣島
気になるポイントがあればリクエストしてみはいかがでしょうか…!?
大崎エリア
ハナゴイリーフ
ポイント名の由来となっているのは鮮やかな紫色の体色をしたハナゴイという魚です。
ユビエダハマサンゴという人の指の形をしたようなサンゴで、その周りを泳ぐ姿をよく見かけます。
ハナゴイリーフではサンゴの上を優雅に泳ぐ色鮮やかな熱帯魚たちを間近で観察することができます。
写真映えも抜群でバックに映すだけでかなり綺麗な写真を撮ることも。
ユビエダハマサンゴには1月頃から春先にかけてコブシメという大きな甲イカが集まり、産卵する姿を体験ダイビングで運が良ければ見ることもできます。
ユビエダハマサンゴが浅い場所で群生しているため、そんなレアな光景を体験ダイビング見られる贅沢なポイント。
そのためビギナーさんからベテランの方まで幅広く多くの人が利用します。
しっかりとローカルルールを守って、むやみにサンゴや生き物を傷付けたりせず楽しく利用していきましょう。
ウミガメポイント
石垣島でも随一の人気スポット、ウミガメポイント。遭遇率は90%を誇ると言っても過言ではありません。
ウミガメお気に入りの岩場がありその上や岩の隙間で気持ちよさそうに休憩する姿を観察することができます。
休憩しているスポットは水深は8〜12mと少し深いため、浅い場所で体験ダイビングを経験してからがおすすめ。
お気に入りの岩場だけでなく、ハナゴイリーフやその周辺でもウミガメは寝ていたり、お散歩している姿を見ることもできます。
生き物のためどこで出会えるかはその日のウミガメの気分次第。
一期一会のウミガメとの出会いはまさに一生の思い出に。
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体験ダイビングでは岩場で寝ているウミガメと出会えれば触れてしまうほど近くで観察したり、一緒に写真を撮ったりすることができます。
大崎エリアのウミガメたちはダイバーのことを信頼してくれており、無理やり近付いたり、むやみに触ったりせず関わり続けてきたためこんなに慣れている個体が多いのです。
愛嬌たっぷりのウミガメたち、ぜひ近くで可愛い姿を観察してみてください。
アカククリの根
アカククリの根は水深15m程の場所にアカククリという大きなお魚のクリーニングスポットがあることが有名でこの名前が付いています。(ライセンス取得で見に行くことができます。)
体験ダイビングでは行くことができない水深になりますが、このエリアの浅い場所は綺麗な白い砂地が広がりオレンジ色のボディがキュートなカクレクマノミやハマクマノミがいます。
水深も浅い岩場で1〜2m程、平均5m前後とチャレンジしやすい環境です。
またこのエリアでは水深8m程のところでチンアナゴが生息しており、水族館で人気者となったチンアナゴを野生の姿で見ることができてしまいます。
そっと近づけば穴から顔を出す姿を見ることができるかも。
名蔵湾エリア
サンゴもりもりポイント
とにかく枝サンゴが無限に広がるのではないかと錯覚するこのエリア。
砂地にいくつもの根があり、1つ1つが立派なサンゴでできたお城のよう。
このサンゴの隙間や周辺にはスズメダイ系の小さくてカラフルな魚の群れや、ネオンテンジクダイといったレアな魚まで様々な種類の生き物を見ることができます。
枝サンゴは脆く、フィンが当たるだけで簡単に折れてしまいます。
そのため体験ダイビングでは砂地に降りて手をついて移動したり、サンゴの上はガイドのサポートを添えながら泳いだりすることができます。
前述した通り濁りやすい名蔵湾ですが、体験ダイビングでは至近距離でサンゴの細かな部分まで観察することができ新たな発見があること間違いなしです。
だるまの根
広大な白い砂地の真ん中に大きな根が1つあるポイントです。
水深は〜5m程でふかふかの白い砂地の感触がやみつきになります。
大きな根にはスカシテンジクダイという透明な小魚の群れ、その小魚たちを捕食するハタの仲間など海の生態系をぎゅっと詰めて観察できるような場所があります。
大きな根の他には砂地にあちこちに枝サンゴが生えており、その周りにも小魚たちが集まって暮らしています。
砂地をじっと見るとギンガハゼなど観賞用でも人気の魚を観察することができるため、ちょっとマニアックなものが好きな方にはもってこいのポイントです。
竹富エリア
じゃがりこ
おすすめ時期は夏のシーズン。
竹富島の北東に位置するポイントでじゃがりこと呼ばれる正体はコモンシコロサンゴのこと。
コモンシコロサンゴの場所までは体験ダイビングでは難しいポイントになりますが、ライセンスを取得すると行くことができるようになります。
体験ダイビングをする場所は水深は5m前後で水底はガレ場になります。
じゃがりこには大きなイソギンチャクのおうちに棲むカクレクマノミがおり、かなりの頻度で産卵をするため卵を世話する様子を観察できることも。
他には大きなシャコガイやガレ場からはエビやカニ、ウミヘビなどが飛び出すこともあり様々な生き物を見て楽しむことができます。
夏は大人気のポイントとなるため透明度は少し落ちやすいですが、狭い範囲でたくさんの種類の生き物を見るにはもってこいのポイントです。
ブラックパール
おすすめ時期は冬のシーズン。
竹富島の南西に位置するブラックパールは冬場の強い北風をシャットアウトしてくれます。
砂地にぽつぽつと根が並び、お子様にも人気のカクレクマノミや透明でキラキラと輝くスカシテンジクダイの群れ、砂地ではカラッパという砂に体を潜めるカニ、水底を縫うように泳ぐカレイなどバリエーションに富んだ生き物を観察できます。
砂地に生息する魚と戯れることができるのもこのポイントの特徴。
体験ダイビングでしか味わえないこの距離感をぜひ体感してみてください。
デッパ
おすすめの時期は夏のシーズン。
竹富島の北西に位置するポイントです。
デバスズメダイという小魚が由来のデッパ。
とにかくこのポイントは安心の水深となっており、浅い場所で足が着く1m〜のところも。
初めての体験ダイビングやお子様でもチャレンジしやすいポイントです。
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由来のデバスズメダイが各所に群れており、太陽が出ている日はエメラルドグリーンに輝く体色が魅力の魚。
また、砂地にいるカクレクマノミとの写真撮影は至近距離で撮ることができるのもこのポイントの魅力の1つ。
のんびり可愛い魚を観察するには潮の流れが弱くなる干潮時を狙うことが多いです。
浜島東
おすすめの時期は夏のシーズンで浜島(通称:幻の島)の東側に位置しています。
浜島東には深いポイントと浅いポイントの2箇所があり、その日の状況により使い分けているポイントです。
深いポイントでは根やユビエダハマサンゴに群れるスカシテンジクダイやクマノミなどを見ることができます。深さは5〜8m程。
浅いポイントでは朽ちたサンゴの間に点在するイソギンチャクにハマクマノミという種類のクマノミがたくさん。
少し泳いだところには大人気のカクレクマノミも見ることができるポイントです。深さは3〜5m程。
どちらも潮が高いと強い流れが発生するため、ベストな時間帯を選んで行くことが多いです。
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モリ
おすすめの時期は夏のシーズン。
竹富島の南東に位置しており浜崎マリーナから15分もかからずに行くことができます。
水深が2〜5mと初心者やお子様でも安心のポイントです。
とにかくモリは真っ白な砂地が魅力的。レフ板のような役割をしてくれる白い砂地は写真映えすること間違いなしです。
ポツンと真っ白な砂地の真ん中にイソギンチャクがあり、そこに棲むカクレクマノミの演出は他にはないといっても過言ではありません。
満潮時は流れが強くなるため、案内できる時間帯が毎日変わってきます。
水中はもちろんですが、船からの写真も夏の石垣島を感じさせる素晴らしい景色になります!
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桜口エリア
桜口インリーフ
天候による不安や心配なことが多い冬のシーズンにもってこいのポイント。
石垣島の冬は北風が強く吹くことが多く、波の高さやうねりによって行けなくなるポイントが多くなります。
ですが島陰になる南側に位置する桜口インリーフは穏やかなことが多く、安心して潜ることができます。
ユビエダハマサンゴという人の指のような形のサンゴには南国らしい色鮮やかな熱帯魚たちがたくさん群れています。
体験ダイビングでは顔を近づけて観察しても逃げていかない魚が多いのもこのポイント。
冬場は21度くらいまで水温が下がるので、海から上がったあとの防寒対策をしっかりとして参加するのがおすすめです。
また浜崎マリーナから5分とかなりアクセスの良い場所にあるため、船酔いが心配な方でも安心です。
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ポイントの選び方
どうやってポイントを決めているの?
石垣島には100箇所以上のポイントがあり、上記であげただけでも10箇所以上の体験ダイビングではおすすめのポイントが存在します。
その中からどのようにポイントを絞るかと言うと、ずばり一番大切なのは
”安全にダイビングできるかどうか″
というところ。
その日の風向き、波の高さ、潮の干満、天候や気温、乗船している方の様子など全てを考慮して当日に決定することが多いです。
幻の島へ行きたい!
ウミガメが見たい!
というゲストさんの気持ちもわかりますが、波が高い中無理して行けば事故に合う可能性が高まります。
インストラクターや船長は安全に案内できることを最優先に考えてポイントを決定します。
ですが、希望は伝えていただいた方がポイントを決めるときの目安になることは確かです。
予約時に希望があることは伝えておきましょう!
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天気が良いのに行けないこともあるの?
雨が降ったらダイビングできないの?
晴れてたらコンディションいいんでしょ?
多くの方が勘違いしていますが、
実は「天気=海の状況」は繋がりません。
海は晴れている、雨が降っているというのは実はあまり関係ありません。(もちろん名蔵湾など雨水が透明度に関係するエリアもあります。)
それよりも判断材料になるのが風向きと強さ。風を見てポイント選びというのは大きく変わります。
例えば南西に位置するウミガメポイントですが、南西から強く風が吹く日は遮るものがないため水面はバシャバシャと荒れてしまいます。
頑張ってそのポイントまで辿り着けても、揺れる船の上で準備をしたり、水面で波酔いしてしまったりしてはせっかくの体験ダイビングも楽しめない結果になってしまうことも。
なので天気が良い日でも風が強く吹く日は安全を考慮してリクエストとは違うポイントに変更することもあるのです。
どの時期に行くのがベスト?
風が穏やかな日々が続くのは梅雨明けのカーチバイが終わる夏のハイシーズンが最もポイント選びの幅としては広がるかと思います。
が、ネックになるのは台風…それでも月に1度直撃するかどうかという可能性なので判断材料としては難しいところ。
石垣島は天気予報があまり当てにならず、ころころと天候が変わることも多いです。
なので悪天候の予定が予想外に穏やかで晴れたということもたくさんあります。
石垣島にはそれぞれのポイントに1度潜っただけでは紹介し尽くせないほどの魅力がありますので、どのポイントでも十分楽しめる要素があります。
また石垣島の海には「四季」のように季節ごとに楽しめる要素があります。
ガイドをする時はその時期の一番楽しい時期を案内するようにしているので、ガイドに任せて楽しいところに連れて行って!というのが一番ですね!
石垣島の体験ダイビングで見られる生物
クマノミ3種
クマノミと聞いて姿をなんとなく想像できる方も多いのではないでしょうか。
オレンジ色のボディをした大きくても手のひらくらいのサイズの魚です。
クマノミ種はイソギンチャクの中で暮らしており、そこから離れることはないため観察しやすく、写真も撮りやすいです。
日本にはクマノミ種は全部で6種類おり、その中でも体験ダイビングでよく見る3種類を紹介します。
【カクレクマノミ】
ディズニー映画『ファインディングニモ』のモデルになったと言われているカクレクマノミ。ニモの愛称で親しまれている子供から大人まで人気の魚です。
明るいオレンジ色のボディに白いラインが3本入るのが特徴。
性格は怖がりな子が多くイソギンチャクに隠れる姿からカクレクマノミの名前が付けられています。
丸いしっぽをふりふりと揺らしてゆっくり泳ぐ姿やぽちゃっとした正面顔が愛らしいです。
体験ダイビングではそんなカクレクマノミの様子を間近で観察できるチャンス。一緒に写真を撮れば映えること間違いなしです。
【クマノミ】
クマノミは個体により色の差が激しく、明るいオレンジ色〜真っ黒のボディの子まで様々です。
生息地も石垣だけでなく本州の海にも幅広く生息しています。
クマノミは怖がりの子もいれば勇敢な子、マイペースな子もいたりとかなり性格にも個性がある魚です。
クマノミ種の中では比較的イソギンチャクから離れて泳いでいる子もおり、不在にしているかと思いきや泳いで戻ってきたりとなかなか楽しませてくれます。
実は上記で紹介した体験ダイビングのポイントでは見ることが一番少ないのがこのクマノミ。
見ることができたらラッキーかも。
【ハマクマノミ】
大きくなると体が褐色になり、ボディには白い線が1本あるのがハマクマノミ。
水中で見ると他のクマノミ種に比べ赤みが強く存在感たっぷりです。
性格も気の強い子が多く、近付くとイソギンチャクから偵察して出てくる子がほとんどです。
上記の体験ダイビングポイントではカクレクマノミの次に見ることのできる種類です。
見つけたら勇敢なハマクマノミとのにらめっこにぜひ挑戦してみては。
デバスズメダイ
上記の体験ダイビングポイントでもよく見るのがこのデバスズメダイ。
デバスズメダイは名前の通り出っ歯であると言われています。とても口が小さく肉眼でほ観察は難しいですが、下の歯が出ているのです。
デバスズメダイは群れで生活する魚で、太陽の光の当たり具合によってブルーやグリーンといった様々な体色に見えることがあります。
とても臆病な性格のため急接近するとサンゴに隠れてしまうので、ゆっくりとアプローチすると群れて泳ぐ姿を見ることができます。
スカシテンジクダイ
シーズンは夏になると爆発的に増え、群れで泳ぐその姿は見ていて飽きることがないほど綺麗です。
体が透けている魚であり、よく見ると背骨が見えるなんとも不思議な魚です。
体験ダイビングでもよく見かける魚であり、近付いても隠れることはなく避けて泳いでくれるのでそんな姿も楽しめます。
冬でもいなくなることはなく、場所によってはたくさん群れているので1年中楽しめる魚です。
サンゴ
石垣島の自然豊かな海、実はサンゴもたくさんの種類があります。
世界には約800種類のサンゴが存在していると言われていますが、約半分の360種を石垣島の海で見ることができると言われています。
サンゴは一見動かないように見えますが、実は動物で近くで観察すると触手を動かしてエサを食べようと動かしていたり、ストレスを感じると粘液を出したりと生きているということがわかります。
体験ダイビングではそんな生きたサンゴの様子を間近で観察できるため、写真からは見えない情報がたくさん得られるのではないでしょうか。
カラフルな枝サンゴや小魚群れるユビエダハマサンゴを入れた写真撮影も思い出に残ること間違いなし。
ウミガメ
石垣島では3種類のウミガメが生息しており、アオウミガメ、タイマイ、アカウミガメです。
大崎ウミガメポイントではアオウミガメという種類のウミガメをよく観察することができます。
休憩しているほとんどのウミガメがアオウミガメです。
ウミガメは食べているものによって顔の形が異なり、海藻など柔らかいものを食べるアオウミガメは噛む力がそれほどいらないため小顔です。
なので優しい顔付きをしており寝ている姿はとってもキュート。
大崎エリアのアオウミガメが特に人に慣れている個体が多いため、休憩しているところに出会えれば至近距離で一緒に写真を撮ることができます。
ウミガメはお気に入りの場所があり広い海の中でもある程度いる場所は予想できますが、相手は生き物。
お散歩中だったり、そこで嫌なことがあると帰ってこなくなってしまったりと出会える確率は100%ではありません。
もし出会えたら、出会えた感謝を忘れずにウミガメとの至福のひと時を満喫してもらえたらと思います。
\ 石垣島のウミガメ情報はこちら! /
まとめ
石垣島のおすすめ体験ダイビングポイントはいかがだったでしょうか。
漠然と海に潜る!というイメージから景色や生物、風物詩など石垣島の海の魅力が伝われば嬉しいです。
石垣島での体験ダイビング、最高の思い出になるように楽しんでくださいね。
最後に・・・
- 体験ダイビングポイントは初心者でも安心の水深&一番サンゴが綺麗で魚が多い
- 石垣島は日本でも有数のサンゴ天国
- 大人気のアオウミガメやカクレクマノミに会うことができる
- その日行くポイントはベテランガイドに任せるのが楽しむコツ
石垣島体験ダイビングの人気No1プランはこれ!
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